フィッシュストーリーを観た。

以前のブログで触れたフィッシュストーリーを、先日DVDレンタルして鑑賞した。

  1. 70年代に泡沫のように消えたあるパンクバンドを巡る話。
  2. 80年代に気の弱い大学生が聞いたある楽曲にまつわる怖い噂話と、彼が体験した不思議な出来事の話。
  3. 2009年に女子高生がフェリーで遭遇した事件と正義の味方の話。
  4. 2012年に地球滅亡があと少しと迫るなか、裏路地の小さなレコード店に集まった人々の話。

これらが脈絡も関連性もなく、断片的に挿入されながら物語は進む。

それぞれの話がそれぞれに盛り上がり、この4つの話の関連性って何なんだ?と少々フラストレーションがたまったところで、別々だと思っていた話が一つにまとまっていく様は圧巻だった。

汚い話だが、尿意を催しながらも我慢させられて、やっとトイレに入れて用を足したときの、安堵感と爽快感にとても似ていると思った。スッキリした。

この作品でも知り合いの方がが出演されていたのだが、ここでもかなり良い役だったなぁ。今度会ったときに感想を言うことにしよう。