事実は日々操作されている...

もちろん、このブログの方の言うこともすべて事実だとは言い切れません。誤解している部分も少なからずあると思います。

しかしながら、「事実としてメディアに提示されていることは、操作されている場合がある」と取材対象者の側が公表したことは、制作者、視聴者共に重く受け止めるべきだと思いました。

一昔前ならば完全に黙殺されたでしょうが、こうやって取材対象者本人が反論できるのも、インターネットという術を得た故でしょうね。

お金や名声ほしさに、嘘と知った上でメディアの演出に荷担する一般の取材対象者も、もちろんいるでしょう。

けれども、視聴者のカタルシスとメディアの虚栄心のために、決められた演出があることを全く知らされなかった一般人の取材対象者が犠牲になって良いのでしょうか...

製作担当者の誠意を信じて取材を受け入れた結果、裏切られてしまった一般人の心の傷は、メディアが操作した事実の検証は、一体誰が報道してくれるのでしょうか...