勝者とは、敗者の夢を打ち砕く存在。

エレファントカシマシ@日比谷野音についての悲喜こもごもをあちらこちらで見聞きする度に、題名のようなことをふと思ったり。

競争ごとというのは必ず勝者と敗者がいて、人は誰でも勝ち負けを繰り返しながら生きていくのですけれど、必ずしも勝者が悪いとか、敗者が悪いとか言い切れないわけです。

しかしながら、誰かの喜びは誰かの悲しみとつながっていて、勝つ為には相手の夢を打ち砕かなければいけない。でなければ自分の夢が相手に打ち砕かれる。

誰もが平等に幸せになる道というのは本当に難しい。かといって勝者だけに肩入れするのも、敗者だけをひいきするのもまた違う。

自分も次は敗れるかも知れない。というか必ず何処かで敗れる。

けれどもいつか勝つことを信じて生きていく。そうやって明日へ進むしかないのだと、エレカシさんは身をもって教えてくれたのだから。