エレファントカシマシ新春ライブ大阪・短評
都心の裏路地にポツーンとある感じの、大阪厚生年金会館。今年の3月で閉館が決まっているのですね。
道路を挟んで向かい側の公園に並んで、入場します。友人とランチをしてから行ったので、会場にたどり着いたのは結構ギリギリでしょうか。
入場の途中、何年も会っていなかったエレカシ友達に偶然会ったりして旧交を温めつつ、入場。
今回は当日券が出ていました。そうそう、かつてはこれが普通だったんですよw
私は一階席で観られたのですが、3階席までしっかりと人が入っていた模様。かつて、1階席の前半分しか埋まっていないライブとか観たのが嘘みたいですw
ライブは定刻より10分ぐらい遅れてのスタート。
みやもっさんの声はさすがに高音ではきつそうだけれど、それ以外はもの凄くよく出ていて、調子が良かったように見えました。
また、ステージの前にあるオーケストラピットが蓋されて、行き来できるようで、左右の袖を走り抜けたり、客席ギリギリまで出向いたりと大サービス!
MCは少なめで
- 「大阪は歴史が古いので、来ると身が引き締まる」とか
- (おかみさんの前振りで)「2歳でもおかみさん、1歳でもおやじさん」とか
言ってましたね。
最近は歌詞を間違えたり抜かしたりしても、みやもっさんはそのまま歌うことが増えました。かつては演奏を止めてやり直すこともあったのですが。
このところ、歌以上に演奏の充実ぶりが良いなぁと思ってたエレカシさんですが、本当に各人が持てる力を出し切って、合わさって、さらに良くなってる印象があります。
それにしても、おかみさんでみやもっさんに両手で顔を挟まれて、3回ぐらい頭突きされていた石君。あれ絶対みやもっさんの方が痛そうw
演奏した曲は、東京よりも大阪の方が多め。アンコールで「翳りゆく部屋」をやりましたが、その場で決めたような感じでした。
東京1日目と大阪と、2回観ることが出来ましたが、3回のライブすべてのセットリストを見ると、やっぱりこれは「みやもっさんなりの復讐試合」のような気がします。
セットリストも殆ど変えず、定番を外したこの内容でやることは結構チャレンジだと思うのですが、そこできちんと賞賛を得たことは大きかったんじゃないでしょうか。
ライブ終了後は、久しぶりにあった関西在住の友人達と再会を喜びつつ楽しいひとときを。
みんなもう、干支が一回りするぐらいエレカシさんを観てきて、それなりに上り下りのエヴリディを経験しましたが、こうして再会できるのも「エレカシさんが続いているお陰だな」なんて、ふと思いました。